枕の選び方

睡眠に適した環境を整えることも、不眠症を解消する対策になります。
睡眠中、身体に不用な圧力や負担がかからないような姿勢をとるようにしましょう。
睡眠中も身体は動いていますが、楽な姿勢がとれるとどうかは、首のポジションが大きな要素になっています。
首のポジションによって、背骨の位置が決定され、身体全体の姿勢も決まってきます。
中枢神経系は、脳から首を通って脊髄へと繋がり、身体全体へ連絡していきます。
身体の姿勢が正しく保たれれば、神経の伝達も良好になり、身体の健康も保たれます。
正しい姿勢を保つ鍵になっている首のポジションは、枕の善し悪しで決まってきます。
自分の身体にあっているもの、つまり正しい姿勢を無理なく保ってくれる枕が良い枕です。
それでは、良い枕の選び方について考えてみましょう。

枕を選ぶときは、高さ、硬さ、放熱性の3つの観点から考えます。
特に、高さと硬さが適切でないと、不眠のみならず首や肩のこり、頭痛などを引き起こします。

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まず、高さですが、真っ直ぐに立っているときと同じ頭と首、肩の姿勢を保てるような高さが理想です。
高さがあっていれば、首を抵抗なく動かすことができるはずです。
どのくらいの高さが自分に合っているかを調べる方法をお教えします。
バスタオルを枕の代わりに使って寝てみるのです。
実際に就寝時に使ってみるのが最善ですが、一晩に一通りの高さしか試せません。
ですから、バスタオルで様々の高さを作って実際に仰向けに寝てみて、首や肩の状態を調べてみるのです。
こうして調べた後に、実際に睡眠時に試してみましょう。
柔らかすぎて頭が枕の中に沈んでしまうものも考えものです。
首に不用な力がはたらき、血液の流れを阻害します。
この点、テンピューロ(テンピュール)などの低反発枕は丁度よい柔らかさで、沈み込みすぎずに頭を保持し、首の状態も良好に保ってくれます。
ただし、枕の高さが合っていることが必要条件です。

また放熱性も枕選びには欠かすことのできない観点です。
年間を通じて言えることですが、特に夏場は放熱性がひじょうに重要になってきます。
頭が熱くなっては熟睡することができません。

放熱性とともに考慮したいのが、吸水性です。
睡眠中は思いのほか、発汗しています。
汗をしっかり吸ってくれて、表面がサラサラしていれば、快適に眠ることが可能です。
吸水性を重視する場合には、お茶枕や竹炭枕なども検討してはいかがでしょうか。

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